コガタ食堂について
初めまして。
ミニチュアフード作家のコガタ食堂です。
いつもInstagramのストーリーズにてミニュチュアフードの制作過程をリアルタイムで発信しておりましたが、ありがたいことに
「詳しく知りたい!」「もう一度見直したい...。」というお声をいただいたためブログを開設しました。
私自身独学で、常に手探り状態ですが、私の模索が誰かのお役に立てればなと思います。
このブログでは普段使っている道具や参考にしている書籍の紹介などを中心に発信していきたいと思います。
せっかくなのでミニチュアフードを作り始めたお話でもしようかな。
お暇な方お付き合いください笑
私は小さい時、クレイアニメの小物が大好きでした。(特にピングー)
そこから食べ物消しゴムを集めたり、シルバニアにハマり、リーメントなどの食玩を集めていました。
小学生の時に従姉妹の家で読んだ「シルバニア通信」をきっかけに自作でミニチュアが作れる事を知り、自分でつくりたくなって専門書を買って眺める日々。
当時は人口5000人程度の田舎に住んでおり、また、今ほどネット通販も一般的ではなく...。「暇な大人になったら作ろう」と決意し一旦諦めました。
数年後。
結婚し、子育てのため7年勤めた仕事を離職。夫の転勤に合わせて、だーれも知らないと地方に転勤になりました。
孤独の育児の中、息抜きにみたドールハウスやミニチュアフード制作のYouTubeにどハマり。
半年間毎日観漁り、子供が夜泣きしなくなったタイミングで空いた時間にミニチュアフード制作を開始しました。
一人こそこそ作る日々。友達もいなければSNSもやってないため、完成した物は興味0の夫に見せていました笑
家にミニュチュアフードが溜まるのは嫌だけど制作が楽しい。でもこれを売る...?自信0でした。
そんな中、ひょんなことからハンドメイド活動をしているママさん達と知り合い、彼女達が自分の作品を販売している様子を見に行く機会が訪れました。
「自分が作った物をこんな形で販売することができるんだ...!」と衝撃を受け、そのママさん達に自分がミニチュアを作っている事を初めて人に話しました。思ったよりみんな「可愛い!」と褒めてもらえた事が嬉しく、なんだかんだで制作開始から5ヶ月後に初の対面イベントに参加しました。委託料0のかなりハードルの低いイベントで、初心者にはとてもやりやすかったです。
忘れもしないウトロの道の駅。天候にもお客さんもの恵まれたとてもいいイベントになりました。ちょうど同じくらいのタイミングで始めたInstagramもフォロワーが増え、そこからイベントのお誘いや、地方への委託販売の依頼がたくさん入るようになりました。
販売に力を出し始めた時。どんなジャンルも作っていました。簡単に手に取ってもらいやすいアクセサリーや雑貨を沢山作っていて
「自分が思ったように売れないのは下手くそだし価格が高いせいだ」と思って制作していました。
ちょうどその頃、漫画のブルーピリオドにハマっていて、主人公が表現の世界ではただ技術があるだけではダメなんだという壁にぶち当たっていたり、「自分の好きややりたいこ」とは何か。それを表に出す勇気に感銘を受けて「自分らしいミニチュアってなんだ?」と考えるようになりました。
そんな中、ぼーっと見てたテレビで『北海道物産展特集』が目に入り。海鮮や肉類、スイーツまで沢山の美味しいものを観ていてハッとしました。プロフィールにあるように、私は産まれも育ちも北海道。引っ越しや転勤、道内旅行も好きで色んな地域の食文化を知り、また地元グルメを食べ歩いていた私はここで初めて自分らしさは北海道にあると気づき、『北海道グルメのミニチュアフード作家』になる事にしました。
そうは言っても、売れやすいのはケーキやパンなどのわかりやすく可愛い物。元から食事系が得意で、かなり無理して売れそうな可愛い物を作っていた私は、今まで作っていたアクセサリーや可愛いを捨てて今のスタイルになりました。ちなみに、イベント限定で出している定食マグネットは初の対面販売からずっと残っている定番商品です!
よく、コガタ食堂のコガタってなんですか?と聞かれます。本名だと思う人もいます笑
私は前述した通り、ピングー、そう、ペンギン好きです。
ペンギンの種類に、コガタペンギン通称フェアリーペンギンという種類のペンギンがいます。このコガタペンギンの「コガタ」とミニチュア=小型をかけて『コガタ食堂』と名付けました。
私が影響を受けたミニチュアフード作家さん
①ちゃちゃワールドで展示作品を見て「北海道でもミニチュア作れんだ!」と思った アトリエnonnonさん
②斜里の図書館で延長しまくって借りて読んだ 田中智さん