今回は自作の原型を使って作るシリコンモールド型を作りました。レジンで食器や瓶類を大量に複製したい時におすすめです。簡単に思い通りの型が作れて楽しいし、作業効率も上がっていいことしかないです。失敗した過程もそのまま記事にしてますので真似する時は最後まで読むことをオススメします!
※原型の作り方は省略しています。
お先に完成はこちら。
コガタ食堂といえば!!!のジンギスカン鍋のシリコンモールド型を作ったよ
今回使ったのは手作り工房MY mamaの「EZモールド」
友達がオススメしていたから使ってみたよ
まずは説明書通り、ブロックで原型より一回り大きいサイズで組み立てます。私は家にある子供が使わなくなったレゴもどきブロックを拝借。そのままだと漏れが心配なのでマスキングテープで裏面と側面を補強し、さらに裏には両面テープを接着。
固まったシリコンが剥がれやすいように、よく洗った牛乳パックをカットしてブロックとガッチリ固定
下準備はバッチリ!
説明通りA液とB液を1:1の割合で混ぜます。しっかり測りで測定しながら紙コップなどの容器に入れて混ぜます。今回はトータル16gで作りました。
しっかり撹拌した液をいざブロックへ流し込みます。
(10分後)・・・・。あれ?なんか漏れてない?
少し漏れがあり大きな牛乳パックへ移動し様子を見ます。
やっぱり漏れてる!!!!
そう。液がサラサラすぎてブロックから簡単に漏れ出ていました。
テーブルはこの有様・・・。
えらいこっちゃ!!!!!!
慌てて漏れた液体をかき集めて、その辺にあったプラ容器に原型とともに入れます。液がサラサラなのですぐには固まらないのもあり、簡単にあつめられました。
※カップの底と原型の底が固定できるように両面テープで固定しています。
ちなみに、専用のブロックを買った友達も漏れたそうな・・・。
ブロックを使わず、100均に売っているマヨネーズやタレを入れるプラカップに入れたほうが確実に漏れも防げるし仕上がりも綺麗です。
すったもんだあって12時間後完成したオリジナルシリコンモールドはこちら。
カップの底がレジン液の注ぎ口になります。
出来立ては薄くシリコンで蓋をされているので周りをハサミでカットして整えます。
早速レジンを注ぎ硬化。
硬化後、鍋の底にバリはできてしまいますがバリ取り用のニッパーでカットし、ヤスリをかけて整えました。
液がサラサラなので原型の隅から隅まで液が行き渡り、このような複雑な形でもしっかり型が取れました。取手の穴もしっかり開いてます。
1つ作るのに20分かかっていたジンギスカン鍋が、なんと5分で作れるように😭
まさに革命!!!!!
EZモールドは兎に角サラサラで最初は泣かされましたが、容器を変えるだけで素敵な味方になりました。お値段もお手頃なので気軽に試してみてくださいね。
このニッパーも革命だった